普通の主婦が平日1日3時間の在宅ワークで月6万以上稼ぐ方法

この手のタイトルの記事って、アフィリエイトとかWEBライターとかクラウドワークスとかランサーズとか懸賞サイトで稼ごうみたいな、それ本当に稼げるの? って内容のものが多いですよね。

今回ご紹介する方法は、普通の主婦が在宅ワークでもっと効率よく、安定した収入を得られる方法。大儲けは出来ませんが、東京都の最低賃金(時給1013円)を下まわることはありません。

その仕事はオンラインアシスタント。何らかの社会人経験があり、パソコンとインターネット環境があれば直ぐに始められます。スキルアップも可能なので、今は子育てや介護で在宅ワークしか出来ないけど、いずれは再就職したいという方にもうってつけです。私は上の子を妊娠中に在宅で一日3時間働きたくてオンラインアシスタントを始めました。1000円×3時間×20日で、毎月6万円。もちろんスキルや業務時間によってはもっと稼げます。安定的に稼げるわりにあまり知られていないようなので、どんな仕事なのかメモしておきます。

 

主婦の在宅ワークならオンラインアシスタントがおすすめ!

オンラインアシスタントとは

オンラインアシスタントとは、在宅でインターネットを使って、企業や個人事業主の業務サポートをする人のこと。基本的に出社はせず、自宅のパソコンで業務を行います。雇用形態は業務委託。つまり個人事業主として開業することになります。アメリカをはじめとする欧米諸国では「バーチャルアシスタント」と呼ばれ、スタートアップやアーリーステージの企業を中心に広く浸透しているのだそう。日本でもここ数年市場が伸び続けている業界です。

 

オンラインアシスタントの仕事とは

 通常の企業活動で必要とされる業務のほぼ全てがオンラインアシスタントの守備範囲と言えるくらい、仕事の幅は多岐にわたります。だから何らかの社会人経験がある人ならこれまでの職務経験をそのまま活かして働くことができるんです。具体例は以下のようなイメージ。

 

  • 営業事務、一般事務

請求書や見積書の作成、受発注業務、企画書やプレゼン用資料の作成、スケジュールやアポイントの調整、メール対応、名刺データ入力、翻訳など

 

  • 秘書

会食場所の予約、出張に伴う交通機関や宿泊先の手配、スケジュールやアポイントの調整、議事録や会議資料の作成、お礼状やお詫び状などの書状作成、など

 

  • 総務、人事業務

給与計算、年末調整、入退社手続き、セミナー・研修会場手配、採用関連事務など

 

経費精算、月次決算、年次決算、支払管理業務、管理会計業務など

 

競合や事例のリサーチ、WEB広告運用、アクセス解析レポート作成、メルマガやプレスリリース配信など

 

  • メディア運用業務

ECサイトへの商品登録、商品画像撮影、商品紹介文作成、受発注管理、カスタマーサポート、FacebookTwitterInstagramの投稿代行、コンテンツ作成、コメント返信、画像編集、動画編集など

 

 在宅でこうした仕事を手掛けるためお客様とは、ChatWorkやSlackといったチャットツールや、googleドライブやDropboxといったクラウドサービスを使ってコミュニケーションをとったりデータの受け渡しを行ったりします。

 

オンラインアシスタントのお客様とは

 オンラインアシスタントを利用するお客様はスタートアップやアーリーステージの小規模事業者さんや、個人事業主の方がほとんどです。こうした事業者さんにとってのメリットは、オンラインアシスタントにバックオフィス業務を外注することで、本業に集中することができるということ。採用にかかる労力や費用も最小限ですみます。

 

主婦の在宅ワークとして、オンラインアシスタントをおすすめする理由

時給制で安定した収入が得られる。

 クラウドワークスやランサーズで案件ベースの仕事を受注する場合、案件ごとに見積もりを出して競合の中から発注元に選ばれる必要があります。敏腕のプログラマーなど他と差別化できるスキルが無い限り価格競争になることが多く、報酬からは10%の手数料が引かれます。その点オンラインアシスタントなら時給制で好きなだけ働けるのです。平日だけ1日〇時間とか、土日を含む特定の曜日だけとかでもOK。

 あまり語られないことですが時間数で収入を見積もることができるって、保活をする上でも重要なポイントだと思います。自治体によりますが多くの場合、保育園に通い続けるためには最低でも自治体に届け出ている勤務時間数×その地域の最低賃金の収入があることを証明する必要があり、そのラインを下回る場合追加で何らかの仕事をして稼がなければなりません。

 

これまでの職務経験を活かすことができる

  在宅でできそうなことを1から探すのではなく、これまでの職務経験を活かして即戦力として働くことができるのもメリットのひとつ。ChatWorkやDropboxといったオンラインサービスを使えば、在宅でも職場に出社しているかのように仕事ができるため履歴書に書けるキャリアになります。

 私が在籍していたオンラインアシスタントサービス事業者では、オンラインアシスタントの能力向上のための社内WEBセミナーが活発に行われており、PowerPointの裏技的な使い方などを教えてもらうこともできました。

 

チーム制なので仕事を補い合える

  オンラインアシスタントサービス事業者によりますが、多くの場合顧客1社に対してチーム制でサービスを提供しています。オンラインアシスタントとして新人のうちはサポート部員としてどこかのチームにアテンドされることが多いでしょう。仕事に慣れてきたらメイン顧客を任せてもらえるようになります。

 オンラインアシスタントとして活躍している人は子育て中の主婦が多く、子どもの体調不良等による急な欠勤にも融通がきくのはチーム制ならではです。

 

オンラインアシスタントのキャリアプラン

  • 所属するオンラインアシスタントサービス事業者内でマネージャーになる。

 前述したように、オンラインアシスタントサービスを提供する事業者では、チーム制でサービスを提供している会社が多いです。これにより、顧客に多様なスキルをもつオンラインアシスタントを供給できる他、欠勤や離職の際にサービスに穴が空くリスクを防いでいます。

 オンラインアシスタントの中にはこうしたチームを率いるマネージャーになる人や、顧客との折衝の窓口になるカスタマーサクセスのポジションに昇格する人もいます。もちろん在宅勤務であることに変わりはありませんし、当然相応の手当や報酬アップが見込めます。

 

  •  個人契約でオンラインアシスタントになる。

私自身はこちらのパターンです。オンラインアシスタントサービス事業者に所属するのは止めて、個人契約でオンラインアシスタントを始めました。といっても特別に営業活動をしたわけではなく、偶然見つけた求人広告に応募しただけなんですけどね。現在2社とお取引させて頂いています。まだまだ少ないですが在宅勤務ができるバックオフィス求人は、探せば一定数あります。オンラインアシスタントサービス事業者を挟まずお客様と直接取引できる分、報酬は個人契約の方がいいです。私の場合は始めて1年ちょっとで、オンラインアシスタントサービス事業者に所属していた時と比べて、時給換算で2倍以上もらえるようになりました。ChatworkやDropboxといったオンラインサービスを使いこなせる点は強みになったように思います。

 

オンラインアシスタントにはデメリットはないの?

強いていうなら、パソコンとインターネット環境は自前で用意しないといけないところ。あと、時間単価で考えた時の報酬を上げていくにはそれなりに戦略が必要というところでしょうか。でもそれはオンラインアシスタントに限った話じゃないか。他に何かあるかなー。

 

オンラインアシスタントになるには

在宅で企業のバックオフィス業務を担うという働き方についてイメージしづらい方は、まずはオンラインアシスタントサービス事業者に登録し、サポートスタッフとして徐々に仕事の幅を拡げてみてはいかがでしょう?

オンラインアシスタントサービス事業者は今、雨後の筍のごとく乱立しており、ざっと見ただけでも40社以上あります。ご自身の経験を活かせる会社がきっとあるはず。秘書、経理、webマーケティング等、特定の分野に特化してサービスを展開している事業者もあるようです。事業者によりますが採用は通年で行っているところが多いよう。

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